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Memory of Apr. 29 2012

不思議軍隊長のどるたんです。
秋になって、過ごしやすい日がつづいています。
景色の彩りも秋らしくなってきました。

そんな中、ほぼニート状態のオレは、なぜか毎日Mick Ronsonの音楽を聴いて過ごしています。

昨夜は、YouTubeでMick Ronson関連の動画を色々と観ていたのですが、その中に自分が参加している2012年のMick Ronson Memorial Bandの演奏がありました。
メンバーは
・どるたん (Vo.+12strings Guitar) from 不思議軍
・前澤亨 ”リョウ”(Guitar) from the GRAPPS
・ルイス稲毛(Bass) from 不思議軍
・高木利夫 ”トシ”(Drums) from ジューシィ・フルーツ
・coichi(Key)
・えみちょ。(Chorus) from ダディ竹千代とハミングバード楽団,不思議なバレッツ etc.

不思議軍からは、オレとルイス稲毛が参加しています。

このバンドの演奏、すげぇいいなぁ・・・と。

ギターはもちろんだけど、リズム隊の強力な事!
そしてキーボードの絶妙な味付け・・・なんて、事を思いながら。

しかし、動画の音はちょっとしょぼいな。
てな事で、リマスターした動画を再アップしてみました。

不思議軍とはちょっと違うオレとルイスをどうぞお楽しみ下さい!

Angel No.9

Starman




幸せハッピー

先日、某TSUTAYAでレンタル落ちのシングルCDを購入した。
斉藤和義の『ワンモアタイム』50円也。

斉藤和義/ワンモアタイム

早速カーステレオに入れて聴いてみた。
なんの予備知識も無く、初めて聴く曲。

1曲目「おお、かっこいいじゃん!」
2曲目「これもいいね!」
てな感じで気持ち良く聴いておりました。

そして3曲目
「んっ!?こ、これは!?」

聞き覚えのある、音頭調の音楽。
イントロのメロディ。
歌詞が出て来て「おおお!やっぱりこれかぁ~!!」

まさか斉藤和義のカヴァーで聴く事が出来るとは、思わなかった!

まさかの坂本冬美『幸せハッピー』

作詞は、忌野清志郎、作曲は、細野晴臣
シングルは坂本冬美名義で発売されているのだけど、実質的にはHIS(細野/忌野/坂本)ですね。

坂本冬美『幸せハッピー』

いや~、このカヴァーすごくいいわ。
清志郎の詞が、ダイレクトに心に響きます。

このシングルCDにしか収録されていない曲みたいなので、偶然手に入れなかったら、聴く機会もなかったんだろうなぁ・・・
巡り合えて良かった。
しかも50円!(笑)

なんとも価値ある50円でした。


安彦良和 「天の血脈」 第3巻を読んだ

昨夜、書店に立ち寄った所、安彦良和著「天の血脈」第3巻(コミック本であります)が出ていたので購入した。

伝奇的な題材は、昔から大好物で、小説では半村良「石の血脈」、山田正紀「神々の埋葬」、高橋克彦「総門谷」、荒俣宏「帝都物語」等等、むさぼるように読んで来た。

この「天の血脈」第3巻、作品中の現在進行形時間は、日露戦争開戦あたり。さらに古代史上の好太王の碑、そして古事記など記紀神話的世界との絡みもあり、とてもそそられる内容なのだ。
古代から現代に至る歴史に様々な思いを抱きながら読了。

安彦良和「天の血脈」

ということで、ちょっと文体を変えます。

神話的世界と現実世界のリアルな接点、的な物も好きなのですが、歴史の中で戦争に向かう時、その時の一般人レベルの感覚、そんなものに最近は、とても興味があります。
いや、最近というわけでもないな。
長い事興味を持ち続けています。

興味を持った所で、実際の所、記録や伝聞、もしくは想像でしか感じる事は出来ないのですけど。

この作品中の現在進行形時間には、内村鑑三、大杉栄、そして新宿中村屋の創業者、相馬良など実在した人物が数多く登場するのも、そそられまくる大きなポイントです。

さて、そんなオレが、どんな事を考えながら、どんな事を感じながらこの本を読んでいたのかというと。

最近、特に思っている事とリンクするのですが、「今」って戦前なのでは?
まさしく戦争に向かっているさなかに、オレたちは生きているのではないのか?
という事です。

だとしたら、多くの人は、社会の動きに特に何の興味も持たぬままに、戦争に突入していってしまうのかも知れないわけで、なんなんですかね・・・この虚無感は。

多くの人々は、どこの政党が政権をとっても世の中なにも変わらないと思っているのでしょうか?

多くの人々は、特定秘密保護法案なんてものが通ろうが通るまいが、世の中なにも変わらないと思っているのでしょうか?

多くの人々は、自民党の憲法改正案が通ったところで、世の中なにも変わらないと思っているのでしょうか?
というか、自民党が憲法を色々と変えちゃおうとしている事を知っていますか?
興味を持っていますか?

これ全部、戦争に直結する問題だと思うのは、オレの考え過ぎですか?

それと、直接戦争に関係ないのかも知れないけど、多くの人々は、福島第一原発の事故は、もうほぼ解決済みで安心安全に暮らしていけると思っているのでしょうか?

まあ、多くの人の中にも、多少の興味や、危機感を持っている人は、いると思いたいのだけど、でも諦めというか、現状を受け入れるしか無いでしょ?って感覚が支配しているのかな・・・

たぶん、そういう人たちの感覚を、あまりきちんと理解する事ができないから、子供の頃から大きな疎外感を味わいながら生きてきたわけですよね。

と今更ながら思ってみたり。

自民党の憲法改正草案は、本当にとんでもないと思うのだけど・・・というか、「戦争をやりやすいように変えたい」という本音が読みとれませんかね?これ。

下に紹介する記事は、けっこうバイアスもかかっておりますが、後半部分に現行憲法と改正草案の比較が表になっているので、興味のある方は、読んでみても良いかと思います。
http://www.geocities.jp/le_grand_concierge2/_geo_contents_/JaakuAmerika2/Jiminkenpo2012.htm

国民の権利を色々と規制、束縛する方向に向かっているのは、感じられますよね?

「財産権」であるとか、「表現の自由」の文言をわざわざ変える理由って、なんなんでしょうか?
どういう時に、その文言を変えた効果が発揮されるのでしょうか?

そんな事を考えているオレは、もちろん原発にも戦争にも反対なのですが、それを反対と言う事すら危険な世の中になってしまいそうな昨今です。
だってダンスすら規制されちゃうんだぜ?

って、オレの考え過ぎ?

と、まあ「天の血脈」第3巻の話からは逸脱してしまいましたが、オレたちも今、歴史の中に生きている。
その進む先には、もしかすると戦争があるかも知れない。
そして、オレたちは、それを阻止できる可能性を持っている(かも知れない)。

なんて事も考えてしまうオレなのです。


Lou Reed 『Raven』

盟友デヴィッド・ボウイ、妻のローリー・アンダーソンが参加した、2003年の大傑作。
ポーの「大鴉」に着想を得たアルバム。
当時の充実振りが音に現れている。

名曲「The Bed」「Perfect Day」のセルフカヴァーも収録。
「The Bed」は特に聴き応えあり。
「Perfect Day」のリードヴォーカルはAntonyで、ルーは歌っていないので要注意!

raven


Song To COMUS

 
2012年に奇跡の来日を果たしたCOMUSの来日公演を収めたCD&DVDの豪華なBOXセットが発売されたので、早速購入いたしました。

 10枚のポートレイトを収納した豪華ボックス仕様。 全曲歌詞、対訳付。限定500組という代物。
 
いや~感動が蘇ります。
 
限定500組、オレが1つ買ったから、最高に売れ残っていたとしても、あと499組です!(笑)
少しでも気になる方は、購入推奨!
 
さて、そのLIVEの事は、以前某所に書いたので、多少修正して、ここに再録させていただきます。
 
(以下、来日公演当時の日記より)
『Song to Comus』2012年02月19日15:10
 
10代後半のある日。
当時、稲荷山公園の米軍ハウスに住んでいた画家のスズキコージさんの家に友人と2人で遊びに行き、泊めてもらった事がある。
 
夜中、一緒に行った友人が寝て(酔いつぶれて?)しまってから、コージさんと色々話しをしていたら、突然コージさんが
「君はこういうの絶対好きだね。」
と何故か決め付けるように決然と言い放ち、何枚かのレコードを取り出して来た。
 
興味深く眺めていると、
「あげるよ。」
と一言。
 
その頃、全く知らなかったアーティストのアルバム(LPレコード)を数枚いただいた。
 
どれも、コージさんのお見立てどおり、オレ好みの音だったのだが、その中でも、特にオレの心に深く突き刺さったアルバムが、COMUSの2nd アルバム『To Keep From Crying』だった。

(スズキコージさんにいただいたCOMUSの2ndアルバム)

 
コージさんのレコードの扱いは、けっこうひどくて、ジャケットはボロボロ、盤にも多少キズがあり。
さらには、日本盤なのにライナーは無し。
という代物で、その頃、ただでさえ情報がない時代に、頼みの綱のライナーがない!
このCOMUSというグループは全く謎のまま、オレの心に音だけが深く刻み込まれていった。
 
中でも、このアルバムに収録されている『Children Of The Univers』という曲は、オレにとって
Sallyangieの『Children Of The Sun』
Daevid Allenの『Children Of The New World』
と並ぶ、世界3大『Children Of The・・・』ソングとして永遠に讃えられるべき曲になった。
 

その頃の数少ない情報から、このグループ実は、もう1枚アルバムを出しているという話は知っていた。
 
長い事、そのアルバムを探し求めていたオレだが、全く巡り合うことなく、幾年月。
 
時代はCDへと変わり、アレコレと過去音源が再発されるなか、出ましたCOMUSの1stアルバム!
テイチクからね。
 
もちろん即買い。
やっと聴けたわけです!
2ndと比べると、かなりアングラ(死語?)な音なのですが、これまた、オレの心にグサリときました。
 
後に再発されたアナログ盤もしっかり買いましたとも!

comus 1st

※昨年(2011年)、アナログ盤を3,000枚ほど売り払ってしまったオレですが、この2枚は手放しませんでした。
 
 
しかし、この人たち、この2枚のアルバム以来、全く消息知れず。
 
それが、なんと、2012年の今、来日しちまいました!
 
しかも、その来日公演には、不思議なバレッツのベース、宮崎りえが深く関わっているという。
 
そして、オレの所に『COMUSの来日WEBサイト作りたいんだけど、手伝って下さい~』との連絡が!
 
なんというご縁!!
即答です。
「よろこんで~」
 
そのご褒美に、来日公演にも招待していただきました。
 
 
ちょっと前の話ですけどね。
2月4日。(2012年)
 
行ってきましたよ!
 
見ましたよ!
 
生で聴きましたよ!
 
 
もうね~・・・こんな日が来るとは、全く考えてもみなかったわけですよ。
 
数十年の間、音楽シーンから遠ざかっていた(と思われる)メンバーなのに、全くそのブランクを感じさせないステージに震えがきました。
魔法かよ!
と。
 
ちょっと涙出そうになった。
 
というか、出た。(笑)
 
 
新曲も披露してくれて、彼らの本気っぷりが伝わってきました。
 
 
ああ・・・しかし、何かがつながっているんだな。
 
そして、唯一無二の物は、時が流れても色褪せない物なのだな。
 
 
そういうものに
 
わたしは
 
なりたい
 
 


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