月: 2013年6月 (2ページ目 (3ページ中))

小玉ユキ「月影ベイベ」1巻

小玉ユキの新作「月影ベイベ」1巻を買った。

小玉ユキ「月影ベイベ」1巻

この作者の作品をはじめて読んだのは、1巻完結物の「羽衣ミシン」
清潔感があり、どこか懐かしい味のする独特な画風とムードに惹かれ、初期の短編集なども一通り読んでみた。
かなり好き。

この作品は、東京から地方への転校生が主人公という設定のせいか、前作の「坂道のアポロン」と雰囲気が似ている。
良い意味で前作の雰囲気を継承している感じ。

「坂道のアポロン」でも、感じていた事だが、キャラクターの描き分け、心情描写の細やかさが見事。
それぞれの場面で、各々のキャラクターに心を寄り添わせる事が出来る。

それだけに、今後の展開でまた泣かされてしまう予感・・・

なんにしろ楽しみだ。

-不思議軍隊長 どるたん


Desperado – Eagles

 
先日のKevin Ayers Memorial Concertで、Dave Sinclairさんがピアノの弾き語りで聴かせてくれた、Eaglesの名曲’Desperado’
 
Kevinが晩年のインタビューで、「自分の葬式で流して欲しい」と言っていた曲だという。
実際には、Kevinのお葬式でこの曲は流れなかったので、DaveさんはKevinに捧げる意味で、この曲を歌ってくれたのだ。
 
涙なくしては聴けません。
 
何を隠そう、オレは、Eaglesのアルバムの中で、’Desperado’が一番好き。
アコースティックな響きがとてもきれいで、全体を包むムードが、そしてこのジャケットが’Desperado’の世界を表現している。
 
70年代までのEaglesのアルバムは、全てアナログ盤で持っているのだけど、最近、Amazonを見ていたら、1stアルバムから6枚目アルバムの「The Long Run」まで、6枚組のCD BOXがとんでもなく安い値段で売っていたので、思わずポチっとしてしまった。

届いて一番初めに聴いたのが、この’Desperado’
正直言うとアナログ盤の方が、定位も立体感も奥行きも、高さも、広がりも出ていて気持ち良く聴く事が出来るのだけど、まあ、アナログ盤だと部屋でじっくり聴くという聴き方しか出来ないから、この値段で6枚も揃うCD BOXは、本当にありがたいですね。
 
しかし、輸入盤CDの価格破壊っぷりは、すさまじい物がありますね。
 
CDが6枚入って、2,000円台前半ですよ!?
良い時代になったというべきなのか・・・う~ん複雑。


次は不思議軍DC

さて、次のLIVEは、不思議軍いつもの3人ではなく、不思議軍DCでのLIVEとなります。
 
メンバーは
・どるたん(G+Vo.)
・しゃあみん(Cello+Vo.)
・飯島明美(Flute)
 
前回、この3人で阿佐ヶ谷ハーネスに出演した時のビデオが、YouTubeにあがっております。
どうぞご参照下さい。

 
そして、しゃあみん+飯島明美が参加した、どるたんソロアルバム用音源を、このライヴに向けて特別限定公開!
http://bit.ly/11T6mmg
聴いてみてね。
 
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6月24日(月)
渋谷La.mama
http://lamama.net/
 
『it’s a beautiful day』
不思議軍DC
Xtina
loach
山崎怠雅

OPEN/START 18:30/19:00
ADV/DOOR ¥2300+D/¥2600+D
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不思議軍DCの出番はラスト、21時過ぎに出演予定です。
 
loach、山崎怠雅は、大好きなシンガー&ソングライター。
久しぶりの対バンで楽しみです。

はじめて聴く女性シンガーXtinaさんも楽しみ!


Kevin Ayers – Unfairground

Kevin Ayers – Unfairground

2008年に突如発売された、Kevin Ayers最後のアルバム。

突如というのは、前作「Still Life With Guitar」が発売されてから、15年も経過していたこと、その間に引退宣言とも受け取れる発言をしていたこと、などから、Kevinの新作はもう聴けないのか、と半ば覚悟していたからです。

しかし、このアルバムを聴いて、Kevinの音楽に対する情熱は失われていなかったという事を確認出来ました。

残念ながら本当の意味で最後のアルバムとなってしまいましたが。
最後のアルバムにふさわしくKevinの長いキャリアを総括するような内容と言っても良いかと思います。

今、改めて聴くと、妙に明るく元気な1曲目「Only heaven knows」で、泣けてしまいますね。

 
ウクレレをバックにリラックスした雰囲気で歌われる「Baby Come Home」もKevinならではのノホホンとした優しい歌です。
この曲では、ブリジット・セント・ジョンとのデュエットも聴く事が出来ます。
懐かしい雰囲気・・・

名盤です。

Kevin Ayers - Unfairground

私が持っている物は、丁寧な解説、訳詞、ミニポスターなどが付いている、Wジャケットの紙ジャケ仕様、日本盤なのですが、残念ながら日本盤は既に廃盤になっているようです。

 
-不思議軍隊長 どるたん
 


Kevin Ayers Memorial終了!

6月15日(土)渋谷La.mama、Kevin Ayers Memorial Concert
盛況のうちに終了いたしました。
 
出演は
・Simo-yang&ルイス稲毛
・不思議軍(+飯島明美、えみちょ。)
・Yumi Hara Cawkwell、吉田達也(+ルイス稲毛)
・Dave Sinclair
 
『第1回 渋谷幻野祭』の報告の時に、「良い気の溢れた場になりました。」とお伝えしましたが、今回のLa.mamaも、そんな場になったと感じました。
 
追悼コンサートではありますが、決して過剰にしめっぽるなる事もなく、各出演者それぞれの形でKevinへの愛を表現していました。
 
Yumiさん、Daveさんのトークも実に感動的&面白く、興味深く、この場にいられる事の幸せを感じました。
 

この日の、不思議軍のセットリストは
(どるたんの弾き語りソロで)
1.Wish You Were Here~Dark Globe
 
(不思議軍の3人で)
2.Sweet Deceiver
 
(不思議軍+飯島明美、えみちょ。で)
3.The Oyster and The Flying Fish
4.Caribbean Moon
 
(さらにSimo-yangもコーラスに入って)
5.City Waltz
 
(不思議軍+飯島明美、えみちょ。で)
6.光~Singing in a Song in the Morning
 
不思議軍

そして、コンサートのラスト、アンコールでは
Dave Sinclair、Yumi Hara Cawkwell、吉田達也、不思議軍、Simo-yangで、カンタベリー・アンセムとも言える「We Did It Again」を演奏いたしまた。
 
Dave,Sinclair,Yumi Hara Cawkwell,不思議軍,Simo-yang
 
Kevinの人柄にも触れる事が出来た素敵な夜となりました。
Thank You Very Much


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