デヴィッド・ボウイのアルバムの中で、最もたくさん聴いてきたのがこのアルバム『ダイアモンドの犬』
 
昨日は、雨模様の一日だったので、家で久しぶりにじっくりとこのアルバムと向き合って過ごしました。

Diamond Dogs’ Ryco盤CD
Diamond Dogs’ Ryco盤CD

 

(写真は、Ryko盤CD:オリジナルの見開きジャケットを、4つ折りライナーで再現している所が、ポイント高し!)
 
高校1年の時に、近所のレコード屋で購入。
いっぱつではまりました!
 
ボウイのグラム・ロック期最後のアルバムで、その後のプラスティック・ソウル期(?)の萌芽も見られるという、ちょっと複雑な時代のアルバムでもあるわけですが。
 
私にとっては、ほぼオンタイム。
初めて買ったボウイのアルバムが、これなので、思い入れも深いわけです。
 
なんせ、高校時代、授業中に頭の中にこのアルバムの曲が流れてくると、いてもたってもいられなくなって、早退して、家に帰りレコードを聴き狂っていた、という程のアルバムなのです。
 
冒頭の深い霧の中から響くような犬の遠吠えを聞くだけで、これから始まるめくるめく世界に胸がときめきます。
‘Sweet Thing’の高く伸びる切ない歌声を聴くとゾクゾクきます。
‘Rebel Rebel’のギターリフに心が躍ります。
‘We are the dead’の暗いイントロからの歌声にまたゾクっとくるのです。
‘1984’のイントロギターを聴くとまたまた高まります。
 
このアルバムについて、レコーディングデータや歌詞の内容、参加ミュージシャンなどは、色々な人が色々なところで書いているでしょうから、私がどれだけこのアルバムを好きかって事だけ書いておきます。
 
いや~、久しぶりにじっくりと聴いたけど、本当に良いアルバムです。
 
私が持っている、Ryko盤と東芝EMI盤のCDには、ボーナス曲が入っていて、現行の盤には入ってないんだけど、はっきり言って、このボーナス曲は蛇足。
トータルアルバムなので、しっかりラストは『永遠に回り続ける骸骨家族の歌』で終ってくれた方が、美しかろうと。
 
ところで、私は去年、アナログ盤を3,000枚程売却してしまったのですが、高校生の時、初めて買った日本盤の『ダイアモンドの犬』と、英国オリジナル盤の『Diamond Dogs』は、しっかりと手元に残してあります。

これは、一生手放さないだろうな・・・
 
 
-不思議軍隊長 どるたん