日: 2013年6月20日

小玉ユキ「月影ベイベ」1巻

小玉ユキの新作「月影ベイベ」1巻を買った。

小玉ユキ「月影ベイベ」1巻

この作者の作品をはじめて読んだのは、1巻完結物の「羽衣ミシン」
清潔感があり、どこか懐かしい味のする独特な画風とムードに惹かれ、初期の短編集なども一通り読んでみた。
かなり好き。

この作品は、東京から地方への転校生が主人公という設定のせいか、前作の「坂道のアポロン」と雰囲気が似ている。
良い意味で前作の雰囲気を継承している感じ。

「坂道のアポロン」でも、感じていた事だが、キャラクターの描き分け、心情描写の細やかさが見事。
それぞれの場面で、各々のキャラクターに心を寄り添わせる事が出来る。

それだけに、今後の展開でまた泣かされてしまう予感・・・

なんにしろ楽しみだ。

-不思議軍隊長 どるたん


Desperado – Eagles

 
先日のKevin Ayers Memorial Concertで、Dave Sinclairさんがピアノの弾き語りで聴かせてくれた、Eaglesの名曲’Desperado’
 
Kevinが晩年のインタビューで、「自分の葬式で流して欲しい」と言っていた曲だという。
実際には、Kevinのお葬式でこの曲は流れなかったので、DaveさんはKevinに捧げる意味で、この曲を歌ってくれたのだ。
 
涙なくしては聴けません。
 
何を隠そう、オレは、Eaglesのアルバムの中で、’Desperado’が一番好き。
アコースティックな響きがとてもきれいで、全体を包むムードが、そしてこのジャケットが’Desperado’の世界を表現している。
 
70年代までのEaglesのアルバムは、全てアナログ盤で持っているのだけど、最近、Amazonを見ていたら、1stアルバムから6枚目アルバムの「The Long Run」まで、6枚組のCD BOXがとんでもなく安い値段で売っていたので、思わずポチっとしてしまった。

届いて一番初めに聴いたのが、この’Desperado’
正直言うとアナログ盤の方が、定位も立体感も奥行きも、高さも、広がりも出ていて気持ち良く聴く事が出来るのだけど、まあ、アナログ盤だと部屋でじっくり聴くという聴き方しか出来ないから、この値段で6枚も揃うCD BOXは、本当にありがたいですね。
 
しかし、輸入盤CDの価格破壊っぷりは、すさまじい物がありますね。
 
CDが6枚入って、2,000円台前半ですよ!?
良い時代になったというべきなのか・・・う~ん複雑。


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